過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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403: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:54:07.68 ID:U4+BbBrW0
海未「ことり、お願いです、ことりっ、」

ことり「やっやだっ! こんな風にするの嫌だよっ!」

海未「もう一度私に全部下さい!」
以下略



404: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:55:01.73 ID:U4+BbBrW0
 事態は把握しきれなくても、海未ちゃんに限界が来たんだってことはわかった。

 言ってみれば、目の前に御馳走をぶら下げられて我慢し続けるようなもの。
 初めて人間と交わり、最上級の極楽を知った海未ちゃんにとって、北の部屋に私と二人きりっていう状況がどんな影響を与えただろう。
 求められる側の立場にある私には理解できることじゃない。
以下略



405: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:55:55.59 ID:U4+BbBrW0
 激しい閃光と共に、目の前の光景が別の光景で塗り替えられた。


ことり(あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、)

以下略



406: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:56:42.43 ID:U4+BbBrW0
 別世界へと飛翔した記憶と光景は、前触れ無しに終わりを告げた。
 気が付けば元通り、小さなベッドの上で、私の肌を撫で回している海未ちゃんに為すがままにされている。


ことり(…………もしかしたら……普段我慢しているだけで、本当はこうして、がむしゃらにしたいのかな……)
以下略



407: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:57:37.65 ID:U4+BbBrW0
 一度諦めてからは楽だった。
 生まれたままの姿に剥かれた私の素肌に余すことなく海未ちゃんの指や舌が這い回り、私は全身を走る快楽に身を任せた。


ことり「あっ!? 海未ちゃん、それ凄い……っ」
以下略



408: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:58:43.77 ID:U4+BbBrW0
―――


 淫蕩の日々。
 箍が外れた欲望が堰を切って雪崩れ込み、私たちは時を忘れて絡み合った。
以下略



409: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:59:26.86 ID:U4+BbBrW0
―――――
―――



以下略



410: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:00:08.25 ID:U4+BbBrW0

―――
―――――


以下略



411: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:00:54.52 ID:U4+BbBrW0
―――


ことり「むっかしー……むっかしー……うーらしーまはー……」

以下略



412: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:01:33.70 ID:U4+BbBrW0
海未「……ん」


 声に気付いて目を向ければ、ベッドの上で海未ちゃんが目を覚ましたところだった。
 少し離れた場所に立つ私は、体を起こす愛しい人の姿をじっと眺めている。
以下略



413: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:02:08.35 ID:U4+BbBrW0
海未「…………何を言ってるのですか?」

ことり「帰るんだよ。私、龍宮城にさよならして、陸に帰らないといけないの」

海未「……だって、ことりは私とここで、いつまでも二人で、」
以下略



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