過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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406: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:56:42.43 ID:U4+BbBrW0
 別世界へと飛翔した記憶と光景は、前触れ無しに終わりを告げた。
 気が付けば元通り、小さなベッドの上で、私の肌を撫で回している海未ちゃんに為すがままにされている。


ことり(…………もしかしたら……普段我慢しているだけで、本当はこうして、がむしゃらにしたいのかな……)
以下略



407: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:57:37.65 ID:U4+BbBrW0
 一度諦めてからは楽だった。
 生まれたままの姿に剥かれた私の素肌に余すことなく海未ちゃんの指や舌が這い回り、私は全身を走る快楽に身を任せた。


ことり「あっ!? 海未ちゃん、それ凄い……っ」
以下略



408: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:58:43.77 ID:U4+BbBrW0
―――


 淫蕩の日々。
 箍が外れた欲望が堰を切って雪崩れ込み、私たちは時を忘れて絡み合った。
以下略



409: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:59:26.86 ID:U4+BbBrW0
―――――
―――



以下略



410: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:00:08.25 ID:U4+BbBrW0

―――
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以下略



411: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:00:54.52 ID:U4+BbBrW0
―――


ことり「むっかしー……むっかしー……うーらしーまはー……」

以下略



412: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:01:33.70 ID:U4+BbBrW0
海未「……ん」


 声に気付いて目を向ければ、ベッドの上で海未ちゃんが目を覚ましたところだった。
 少し離れた場所に立つ私は、体を起こす愛しい人の姿をじっと眺めている。
以下略



413: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:02:08.35 ID:U4+BbBrW0
海未「…………何を言ってるのですか?」

ことり「帰るんだよ。私、龍宮城にさよならして、陸に帰らないといけないの」

海未「……だって、ことりは私とここで、いつまでも二人で、」
以下略



414: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:03:02.29 ID:U4+BbBrW0
 懇願する海未ちゃんに、私は首を横に振り続けた。

 海未ちゃんがどんなに私への愛を叫んでも、涙して引き留めても、これ以上龍宮城に居続けることは出来ない。
 私には、陸で為すべきことがあるから。

以下略



415: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:03:43.42 ID:U4+BbBrW0
 破裂音と共に、掌に大きな衝撃が走った。
 痛いけど、我慢する。
 叩かれた相手の方がもっとずっと痛いはずだから。


以下略



416: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:04:34.69 ID:U4+BbBrW0
ことり「本当につまらないことの積み重ね……でも陸での生活では、そんな小さな出来事が大切なものだった」

ことり「ちょっとした不運が続いて、色々と上手くいかなくなって、私は自棄になっちゃったの」

ことり「好き放題泣き喚いて、何も悪くないのにあの人を罵倒して、責め立てて……」
以下略



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