過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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465: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:46:46.19 ID:U4+BbBrW0
凛「……ね、海未ちゃん。凛たちがさっきから恋する宮殿って言っても、ピンときてないよね?」

海未「だって、ここは龍宮城ですから……恋する宮殿が何のことだか……」

希「それっていつから?」
以下略



466: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:47:24.40 ID:U4+BbBrW0
海未「……………………」

凛「聞いても思い出せないよね」

希「自分じゃ絶対に思い出せへんからね」
以下略



467: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:48:00.74 ID:U4+BbBrW0
海未「……作られた……乙姫……私が?」

凛「陸でさ、龍宮城についてずーっと昔から言い伝えられてる言葉、知ってる?」

海未「……当然です。それが何か」
以下略



468: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:49:03.18 ID:U4+BbBrW0
凛「例えばね、乙姫には住人を思うままに操る力があるんだよ」

凛「一日中部屋で静かにしててね、とか、やろうと思えば命令できちゃう。海未ちゃん知らなかったでしょ?」

海未「……そのような力、私にはありません」
以下略



469: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:50:16.29 ID:U4+BbBrW0
海未「そんな……そんな……!」

凛「海未ちゃんがまだ人間だった時、凛たちすぐに海未ちゃんのこと好きになって、誘惑したんだよ」

希「海未ちゃん、あっという間にウチらの虜になってくれたよ」
以下略



470: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:50:56.79 ID:U4+BbBrW0
希「ウチらが迫ろうとする限り、ことりって呼ぶのをずーっと止めへんかった」

凛「凛たち根負けして、仕方なしに誘惑をやめたの」

希「それから、落ち着いた海未ちゃんからお話を沢山聞いたんよ」
以下略



471: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:51:40.77 ID:U4+BbBrW0
海未「…………有り得ない…………有り得ませんっ!」

海未「有り得ない話ばかりでしたけど、最後だけは絶対に有り得ません!」

海未「だって……仮に二人の話が全て真実だとして、私が元人間で過去の記憶がなくとも、ことりはわかるはずです!」
以下略



472: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:52:15.12 ID:U4+BbBrW0
海未「……………………何故…………そのようなこと…………言うのですか……」

凛「本当のことだからだよ」

希「勿論言わないつもりやった。人間だった事実は一生隠すつもりやった」
以下略



473: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:52:53.91 ID:U4+BbBrW0
希「……こういうところが、やっぱり乙姫として完全じゃなかったんやね」

凛「人間の記憶を忘れたつもりでも、変な風に残ってるんだもんね」

海未「…………何の話をしているのです」
以下略



474: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:53:29.67 ID:U4+BbBrW0
凛「説明も大分できたし、海未ちゃんそろそろ人間に戻ろっか」

希「元通りにしてあげたら今の話も全部本当だってわかるやろ」

凛「本当は手離したくはないし、今まで手離せなかったけど……しょうがないよね」
以下略



475: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:54:04.16 ID:U4+BbBrW0
海未「あ…………」


 蘇る。
 呆気ない程簡単に、過去の記憶が、次々と蘇ってくる。
以下略



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