過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
1- 20
72: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:12:46.92 ID:Iu0OxYCO0
ことり(疲れてるはずなのに、大変な事態になったら真っ先に頼られちゃう)

ことり(それが海未ちゃん……龍宮城で一番偉い乙姫様)

ことり(……本当に大丈夫なの? 本当に? あんなに疲れてそうなのに?)
以下略



73: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:13:20.39 ID:Iu0OxYCO0
海未「……どうしました?」

ことり「……あのっ……私……」

海未「……」
以下略



74: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:13:54.02 ID:Iu0OxYCO0
 部外者の申し出をどこまで通してもらえるかわからないけど、私は私なりに本気の眼差しで海未ちゃんを見つめた。
 胸に宿った衝動に従って。

 海未ちゃんはキョトンとしていたけど……やがて微笑んで、私の肩にそっと手を置いた。

以下略



75: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:14:23.62 ID:Iu0OxYCO0
ことり(…………ううん)


 だから……一度申し出を断られたのに。
 宮殿で一番偉い人に、強引にではなく諭されるよう、真っ当に言い含められたにも関わらず。
以下略



76: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:14:56.28 ID:Iu0OxYCO0
ことり(……すごい)


 室内は大騒ぎの余り、何がどうなっているのか全然わからなかった。

以下略



77: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:15:24.18 ID:Iu0OxYCO0
海未「……ことり?」


 室内に現れた私に、当然海未ちゃんは驚いていた。
 向こうが何か言う前に、私は自分の意思をぶつける。
以下略



78: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:16:02.48 ID:Iu0OxYCO0
ことり「…………!」


 私の申し出を受け入れてくれない龍宮城の主。
 その横を通り過ぎて、私は調理場の奥まった場所へと押し入った。
以下略



79: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:16:34.74 ID:Iu0OxYCO0
 私たちは見つめ合い……私は海未ちゃんを睨みつけるようにしながら、無言で時が進む。
 視線の交錯に答えが出ないまま、私はまた料理長に目を向けた。


ことり「話を切ってごめんなさい。今大変なんですよね? 人手が必要なら私にも何か手伝わせてください」
以下略



80: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:17:05.29 ID:Iu0OxYCO0
―――


 お仕事はまるで嵐のようだった。

以下略



81: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:17:34.62 ID:Iu0OxYCO0
ことり「ふっ………………ふっ………………」


 体力を消耗し、息を切らしながら、それでも作業に没頭する。
 どれくらい時間が過ぎたかわからない。
以下略



82: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/21(月) 22:18:02.30 ID:Iu0OxYCO0
ことり「…………う、」

海未「手が止まっていますよ」

ことり「! うんっ」
以下略



526Res/410.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice