過去ログ - 【シュタゲSS】フェイリス「……パパ?」
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3: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/21(月) 22:14:14.41 ID:nkDZr6hS0
――Okabe SIDE


ダル「ふっ、残念だな、まゆ氏。僕はそんな手には乗らない!」

まゆり「ふえぇ、またリンクカード取られちゃったよう……」

フェイリス「もー、まゆしぃは顔に出過ぎなのニャン」

まゆり「ええー、そうなのぉ? まゆしい知らなかったよー」

ダル「これで僕の勝利は決定的……。あとひとつ……フェイリスたんに勝てば、フェイリスたんの手料理……」

まゆり「まだだよー、まゆしぃはまだ諦めないのです」


何やら賑わっているのは、秋葉家のリビングでのことである。
今日、俺たちは突然フェイリス――もとい秋葉留未穂に、家に来るよう呼び出されたのである。
ここ――シュタインズゲート世界線では、フェイリスの家に遊びに行ったことは、ダルもまゆりも、おそらく俺もないらしく、べらぼうに高いマンションを見上げ、二人して盛り上がっていた。
どうして突然家に呼んだのかを尋ねてもはぐらかされ、結局訊けてはいない。

そうこうしていると、奴らは雷ネットアクセスバトラーズを始めた。
何やら、三人でトーナメントをして、フェイリスを打ち負かせば、フェイリスが手料理を振る舞うらしい。
三人でトーナメントも何もあるかと思ったが、何も突っ込まず俺はただ窓の外を眺めている。
何度か、オカリンもやろうよーとか、凶真も一緒にやるニャンとか言われたりしたが、俺は毅然とした態度でそれを断った。
この窓から秋葉原を見下ろし、悦に浸っているためである――まあ、ルールのよく分からないゲームで負けるのも悔しいという気持ちが、なくもないが。
決してそれだけじゃないぞ。この狂気のマッドサイエンティストである俺は、そんな小さな男ではないぞ。


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