過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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103: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/05/12(木) 23:33:27.84 ID:lJsCzsEb0
まゆと結ばれてからから半年ほどは平和な毎日を過ごしていた。
旅行をしたり、星を見たり、海に入ったり、花火を見たり、様々なことをして夏を共に越えた。

誕生日にはケーキとブレスレットを渡し、忘れられない夜をすごした。
どれも一つ一つ思い出して見れば恍惚感に呑まれて呼吸を忘れてしまいそうなものだ。

アイドルとプロデューサーとしての俺達も日々進歩を重ねて行き、まゆも約3ヶ月ほど前にデビューを迎えていた。
モデルとしての経験が実力の土台となり、その上にまゆの俺の期待に応えようとする意思、俺がまゆのために全力で行った努力が実を結んでいき、信じられないほどのスピードで人気を得ていった。

単独ライブも小さなステージではあるが催すこともできた。
驚異的なほど順調だった。
スキー場にあるような、ムービングベルトのように動く歩道の上を走っている感覚すらした。

だが、それもあの日、10月24日までだった。
今思えばこの日に起こった出来事、小さな綻びが、ドミノ倒しの如く俺たちの人生を大きく変化させるきっかけだったのかもしれない。



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