過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/25(金) 01:03:23.91 ID:aY1hp5aj0
Aにスポーツドリンクを渡すと少し不機嫌そうに礼を言われた。
どうやらAは自主レッスンをしに来ていたらしい。
一応俺の仕事なので、Aの予定も完璧に把握していたのに、レッスンに来ていることを知らなかったのはそのためだった。
まゆとの間接キスを経験できたのもそのおかげだったかもしれない。
まゆとAを部署まで連れて帰ろうとすると、Aはまだ自主レッスンを続けると冷淡に伝えてきた。
なにかレッスンでうまく行かないところでもあったのだろうか。
とりあえず「がんばれ」と伝えてそのレッスン場を後にした。
まゆと2人で廊下を歩いていると、上目づかいで聞いてきた。
まゆ「ねえ、モバPさん。まゆ頑張ったの、もちろん褒めてくれますよねぇ」
褒美をねだる犬みたいで、普段とはちょっと違った、小動物的な可愛さをもつまゆを見た。
モバP「なんかご褒美でも欲しいのか」
まゆ「いえ、ものなんていりません。それにご褒美ならもう貰ってますよぉ」
俺はいつのまにかご褒美をあげていたらしかった。
なんのことだかさっぱりだったが。
まゆ「ただ、褒めて欲しいの」
立ち止まって上目づかいで褒めてとねだるまゆ。
(ああ、なんて愛くるしいんだこの子は)
今すぐ抱きしめてしまいたい衝動を理性で縛り付けた。
嫌われたくないから、必死に欲と闘った。
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