過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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43: ◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/27(日) 00:31:54.02 ID:EdKWf1SO0
(こいつが俺のことを好きなんて…全く気がつかなかった…)

考えてみれば気がつかないのも当然だ。
なべなら俺はAのことをまるで気にしていなかったからだ。

まゆと出会う前も、こいつはただの仕事だけの関係だった。
だから俺は仕事に関係のないことは気にしていなかった。

(いったいそんな俺のどこに惚れたんだ)

ただ、頭の中である真実が勝手に繋がった。

(ここ最近不機嫌そうだったのは…俺がまゆを気にしていたからか)

俺が昔のまま、受け身だったら、もしかしたらこの告白も受けていたかもしれない。
なにも考えず、この子と付き合い始めていたかもしれない。

だが、今の俺は違った。
俺はまゆが欲しい。
まゆに恋をしていた。
だから、適当な相手と付き合う気には到底なれなかった。

モバP「悪いが、お前とは付き合えない」

素直に胸の内の言葉を放った。
Aは悲しそうに目を潤ませながら見開いて、手を強く握りしめていた。

申し訳ないとは思わなかった。

たださっさとまゆのもとへ行きたい、それだけしか考えていなかった。


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