過去ログ - 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」
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16:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 17:13:28.69 ID:1Y3BJRCI0



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理樹(最悪の気分で目覚めた。血脈が鼓動を刻むたびに頭がズキズキする。それからしばらくしてやっとのことで他のことに注意を向ける余裕が出てきた)

理樹「………………っ」

来ヶ谷「や、お目覚めかな?」

理樹(前から来ヶ谷さんの声がした)

理樹「ん……う……う、うー!?」

理樹(眼を開けると彼女がこっちを見つめていた。そして状況を説明してもらおうとすると色んなことを悟ってしまった。まず1つは口がテープかなにかで塞がれていること。もう1つは身体も縛られていること。最後は僕の制服を来ヶ谷さんが持っていることだ)

来ヶ谷「どうして?と、聞きたそうな顔をしているな。どうせ忘れてしまうんだから説明は無駄だ。しかし君だって訳も分からないまま、されるがままと言うのも納得がいくはずもあるまい」

理樹(そう言いながら来ヶ谷さんは僕のシャツのボタンを順に外していった。抵抗したいところだけど鉄柱に両手両足が完全に固定されてしまっている)

理樹「うー!!うーー!!」

来ヶ谷「かといって理樹君の置かれている状況が理屈に合うかと言われればそうでもないな。それもこれもみんな理樹君が可愛すぎるのが悪いんだ」

理樹(ジャイアニズムを匂わせながら順調に僕の服を剥いでいく来ヶ谷さん。前々から怪しい言動こそあったけどこんな直接的ないたずらをする人だったか!?)

来ヶ谷「私は君を裏切らないよ。何故なら”それ”が誰の記憶にもないということはその世界で”それ”は起きていないということだからね。私は君を裏切っていない」

理樹(そう言いながら僕の身ぐるみをほとんど剥ぐと来ヶ谷さんの魔の手が僕を………)

理樹「ん……んんんーーーーっ!!!」





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