過去ログ - 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 18:34:43.36 ID:1Y3BJRCI0
理樹(時間も時間だったので食堂にはカップケーキや羊羹など朝から食べるには微妙なものばかりが残っていた。空腹にあまり甘い物は食べたくないけど、かと言ってなにも買わないわけにはいかない)

理樹(食堂はどうせがらんと空いてるし庭で日向ぼっこでもしながら食べよう。運よく西園さんがいたら話し相手にでもなってくれないだろうか)


……………………………………

西園「身に覚えのない筋肉痛……それはきっと筋肉痛と症状の似た別の病気ということもあるかもしれませんね」

理樹(予想通り西園さんがいた)

理樹「うーん…それは嫌だな」

西園「今は様子を見てもよろしいかと」

理樹「そうだね。ずっと痛みが取れないようなら保健室にでも行ってみるよ」

理樹(たまにはこんな感じでのんびりいるのも悪くない)

西園「直枝さん、いりますか?」

理樹(おもむろに西園さんが水筒のお茶を注いだ。なんだか色が濃い。言ってはなんだけどがまるで絵の具で混ぜたような…)

理樹「か、変わったお茶だね」

西園「はい。能美さんが親戚の方から送られたものをおすそ分けしてくれたんです。美味しいですよ?」

理樹「じゃあせっかくだし一杯だけ…」

理樹(匂いは______悪くない。これなら……)

西園「……………………」

理樹「ズズ………ん、これ結構美味し……ぐふぅっ!?」

理樹(舌に鋭い衝撃が走った)

理樹「がっ……グゥ……!」

西園「痺れ粉です。こうでもしないと直枝さんは大人しくしてくれそうにありませんでしたので」

理樹「あ……あんえ……」

理樹(ろれつが回らない。指やかかとが芝生に軽く触れるたびに電流を浴びたが如き衝撃が身体中を轟かせる)

西園「ふふふ………いや、せっかくの機会ですしほんの少しスケッチさせていだきますよ直枝さん」


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