過去ログ - 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」
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77:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 23:30:39.88 ID:F7vrNC6VO
真人「後からだと?」

恭介「そうだ。きっと謙吾は何周かしているうちに理樹が襲われている場面に出会って他の連中にそそのかされたんだろう。そして後天的に来ヶ谷の仲間になったという訳だ。もちろん記憶は繰り返されてしまったら無くなる。だが、一度記憶が呼び覚まされてしまったら……」

来ヶ谷「我々の方に寝返るという訳だ。こういう事を想定してな」

謙吾「すまん……だが、一度犯してしまってお前らと共に戦おうなど虫が良すぎる。それに俺は一度味わってしまったんだ…理樹の……理樹の…………いや、言うまい」

理樹「ちょっと待って!僕のなにを味わったの!?」

真人「おいおい…これじゃ楽勝って訳にはいかないんじゃねえか?」

来ヶ谷「そう!このままガチンコ勝負となれば勝敗がどちらの手に委ねられるか分からない!だが、私達は『いつも』ここで勝ってきた」

恭介「…………なんだと?」

来ヶ谷「私はギャンブルはあまりしない主義だ。勝負はより確実なものにしたい。…分かっていると思うがこちらの関心は理樹君”だけ”だ」

恭介「まさか……俺と真人のどちらかが裏切るとでも思っているのか?」

来ヶ谷「ズバリその通りだ。まあ…真人君が少年を裏切ることは万に一つもないだろう。だが、君はどうかね?たとえ筋肉馬鹿といえども謙吾君と私でなら無力化する方法はいくつもある。もはや勝ちは揺るぎないものとなるだろう」

恭介「ぬかせ!そんなことありえる訳が無いだろ!!」

来ヶ谷「それはどうかな?」

恭介「なに?」

来ヶ谷「果たして君は本当に理樹君を『これまで』裏切らなかったと言えるのかな?」

恭介「……!?」


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