過去ログ - 【ガルパン&色々】我が輩は西住という家の犬である。
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9:名無しNIPPER[saga]
2016/03/22(火) 12:28:17.05 ID:1dxsiVvUO

と、突如周りが騒がしくなる。
このカフェの前には長めの坂道があるのだが、そこから。
タンクローリーと呼ばれる大きな車が突っ込んできた。



我が輩の前にいる幼い子どもが立ち尽くすのを見るとはねられぬようにと
首根っこを咥え安全な場所へと走る。

他の人間は無事だろうかと振り向いてみれば。


モジャ毛が1人でタンクローリーを押し止めていた。


「テンメェ…人の話してる最中に邪魔すんじゃねぇ!」

いやそれはお前もだろうモジャ毛よ。

運転席に人がいないタンクローリーをゆっくりゆっくり押し返しながらモジャ毛は大声で叫ぶ。

「無茶とか無理とかよぉ、やってみなきゃ分かんねぇよなぁ?
 あの若ぇ姉ちゃんたちも無理や無茶して勝ったんじゃねぇのかぁ?」

七三への説教をしながらも押し返すも
そこにまた数台の車がタンクローリーの尻にぶつかり数珠つなぎに重さが増す。
どうやら坂の上で大規模な追突事故が起きているらしい。


「わわわ…駄目だ…車があんなに増えちゃ…」

「あぁん? ちいっと重くはなってきたけどよぉ…車が数台なんて…
 細けえことは関係ねぇんだよぉ!!」


本当に人間なんだろうか。このモジャ毛は。
助けた子どもなどTVのヒーローを見ているような視線を送っている。
これで更に変身とかされたら敵が哀れになるだけだろう。




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