過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
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17: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:54:36.22 ID:p1xr7Yhy0

 使者「姫君の施術にも、我々が姫君の状況を把握するのにも、必要不可欠なものがございます」

  響「月食に影響されそうなもの、っていうと…… つまりそれ、月の光、ってことかな」

 使者「はい。施術の変調と月食のどちらが先かも判然としておりませんが、重なったのは致命的でした」

  響「で、お迎えが来るまでの間できるだけ保つように、たかねに戻った…… ってわけか」

 使者「加えて言えば、我々が事態の全容を初めて把握できたのは年が明けてからであった、ということです」




  響「…… まあ、そっちにもいろいろ事情があった、っていうのはわかったぞ」

 使者「ご配慮にあずかり、恐縮です」

  響「はー…… 平然とした顔でウソばっかりついてたんだね、あんた」

 使者「その点に関しては心より申し訳なく思っております。お許しください」

  響「どうせ、自分なら簡単にだませそうとか思ってたんだろ」

 使者「そうですね。なにせ、貴女は姫君をずっと保護してくださるほどのお人好しですゆえ」

  響「ちょっとー!? そこはそれこそウソでも否定するとこでしょ!?」



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