過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
1- 20
33: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 20:13:15.35 ID:p1xr7Yhy0

 使者「……それで、本当に出会えるとでもお思いなのですか?」

  響「もちろんだぞ」

 使者「万に一つお会いになれたとしても、姫君のほうは貴女のことをおわかりでないかもしれませんよ」

  響「それでもいいよ。自分が覚えてるから、大丈夫」

 使者「それに、仮に貴女が姫君を見かけたとして、すぐそれとわかるお姿かどうかも――」

  響「あのさ、そういうの、いま考えたってムダだよね。会う前から心配するようなことじゃないさー」

 使者「…………」

  響「そうだ、そんなことより、貴音に伝言お願いできない? 帰ったらまた顔合わせるんでしょ?」

 使者「言付け、ですか…… 姫君に、なにをお伝えになりたいのですか?」

  響「大丈夫だよ、すごくかんたんなことだから。いい?」


  響「どれだけかかっても、貴音がどこにいても。自分が絶対見つけに行くから、それまで待ってて、って」


 使者「…… 頭に、留め置きましょう」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
126Res/81.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice