過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
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55: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 20:38:11.49 ID:p1xr7Yhy0

 使者「……じいや、怒ったでしょう? 当然でしょうね。父上や母上に、注進でもなんでも……」

 従者「はははは! いや、やはり貴女様はお変わりありませんな!」

 使者「!」

 従者「この爺、確信致しました。強かな貴女様は、きっと姉上様に負けずご立派な姫君となられましょう」

 使者「な、何を言い出すかと思えば…… 当然ですよ」

 従者「私も常におそばに控え、微力ながらお助けして差し上げます」

 使者「……ふふ、頼もしいことですね」

 従者「ぜひとも姉上様に、後を任せて間違いはなかった、と思っていただかなくてはなりません」

 使者「そうです。姉上はせいぜい、あのような鄙なところで呆けておられればよいのです」

 従者「ええ、きっとそうなさいますとも。さて…… なれば、戻る前に、しておくべきことがございますね」

 使者「しておくべきこと……? はて、それは一体?」

 従者「貴女様も、ひとたび王女となられた暁には、人前で涙など流せなくなります」



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