過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
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◆ccGlDikGP2
[saga]
2016/03/22(火) 19:48:28.73 ID:p1xr7Yhy0
響「えっと…… いや、でも、それは単に、貴音と自分の間の秘密みたいになってたっていうか……」
使者「わかりやすく申しますと、ここには一種の結界のようなものがあるのです」
響「け、結界……?」
使者「より厳密にいえば、そこに存在しているのに意識されなくなる、という表現が近いでしょうか」
響「………… この丘が、自分以外の人には見えてない…… ってこと?」
使者「概ねそういうことです。恐らく最初の訪問の際は、姫君が貴女をここに連れてこられたのでは?」
響「あ…… 確かに、そうだったかも。なんで貴音は、自分を……」
使者「私にはわかりかねます。姫君には、なにかお考えがあったのでしょうね」
響「そう、だったのかな…… どっちにしろ、もう確かめようもない、か」
使者「…… さておき、私がここにおりますのは、貴女にお伝えすることがあるためです」
響「伝えること?」
使者「はい」
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