過去ログ - 安部菜々「空想を」北条加蓮「現実にする人」
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35:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 22:58:27.69 ID:lu9TYkYO0
加蓮「あはは……楽しそうだね、菜々ちゃん」ゴクゴク

菜々「ええ! 加蓮ちゃんも藍子ちゃんも、どうでしたか? 楽しかったでしょ?」

藍子「はい! 私、童話を読んだのなんて、すっごく久しぶりで……読み聞かせなんて、ちっちゃい頃の思い出くらいしかなかったですっ」
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 22:59:02.41 ID:lu9TYkYO0
菜々「そうだっ! ナナもアレ、やってみたいです!」

藍子「あれ、って?」

菜々「読み聞かせですよぉ! 童話を楽しむのもいいですが……やっぱりナナは大人ですからね。楽しんでもらう側になりたいですから♪」
以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 22:59:37.48 ID:lu9TYkYO0
菜々「ナナはアイドルです。色々と大変なこともありましたが、今、こうして夢を叶えることができました!」

菜々「だから、みんなに伝えてあげたいんです」

菜々「夢見た世界は本当にあるんだって。メルヘンもファンタジーも、現実にできるんだって」
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:00:12.52 ID:lu9TYkYO0
藍子「……す、すごいですっ、菜々さん! 私っ――!」グスッ

菜々「へ? ……えええええ!? えちょ、なんで泣いてるんですか!? 何か泣かせるようなことナナ言っちゃいました!?」

藍子「違うんです〜〜〜っ、その、か、感動しちゃってぇ……!」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:00:47.93 ID:lu9TYkYO0
加蓮「ほら、菜々ちゃん。のんびりしてないでさっさと行こうよ」ガタッ

菜々「加蓮ちゃん! ちょ、ちょっと助けてください! 藍子ちゃんが泣きやまな――あああ〜〜〜っ! 違うんですみなさん、ナナたっ、わ、ワタシ達はアイドルじゃなくてぇ! ええっと、そう、通りすがりのウサミン星人なんです〜〜〜!」

加蓮「? 何か知らないけど……帰って相談しなきゃ。菜々ちゃんのやりたいこと、ぜんぶやるためにね」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:01:57.63 ID:lu9TYkYO0
――外――

菜々(はい。脱出するまで1時間くらいかかりました。ナナには何が何やら)

菜々(加蓮ちゃんはずんずん先に行っちゃうし、藍子ちゃんはやっと泣き止んだと思ったらファンサービスなんて始めちゃうし)
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:02:32.59 ID:lu9TYkYO0
加蓮「読み聞かせってどんな練習をするんだろ?」

藍子「ゆっくり喋る練習、とかでしょうか……。ほら、トークのレッスンみたいに?」

加蓮「あとは子供でも聞きやすい喋り方をするとか? そういうのは藍子の方が得意そうかな」
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:03:07.85 ID:lu9TYkYO0
菜々(ナナはアイドルで、そしてウサミン星人ですから。なんだってできるんです。だから――)

菜々(なんだってできるってことを……みんなに、教えたいっ!)

菜々(その為に、これからももっと頑張っちゃいますよぉ! キャハッ☆)


43:名無しNIPPER[saga]
2016/03/23(水) 23:03:43.32 ID:lu9TYkYO0


おしまい。読んでいただき、ありがとうございました。クリスマスメモリーズばんざーい!!




44:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 23:19:42.12 ID:fM7TTNQaO

ロベルト・ハイドンかと思った


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