135: ◆wJg8xMtAAg[saga]
2016/03/25(金) 19:46:19.84 ID:3NhSDva10
バッグの中身を開ける
500mlのペットボトルの水が三本、パックづめにされた大きめのパンが二つ
防水パックの中に、大きな紙製の地図と安物のコンパス、それと五十枚綴りのメモ帳とボールペン
最後に武器だが、黒い棒状のものがー説明書を見る限りスイッチで電流を流すスタン警棒のようだー入っていた
それと彼女自身の私物として、財布と携帯電話、鞄と数点の教科書、ノート、参考書がある
凛「…もう、乗らないと」
確認をしている内に、時間が近づいていた
遅れたら首輪を爆破されかねないので、少し早めでも、移動をしておこう
アナウンス「…ー、皆さん、それではリフトに移動してください、まもなく実験を開始します 規定時間までにリフトにいない場合、首輪を爆破します」
アナウンスが流れた
…どうやら物市とは違う声、恐らく全参加者に同じアナウンスなのだろう
凛はリフトの上で大きく息を吐いた
凛「……とうとう、始まる、始まっちゃう」
アナウンス「…実験開始まで、60…50…40…リフトの上昇を開始…30…20…10」
169Res/51.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。