20: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/03/25(金) 00:36:10.54 ID:vxIFxQsM0
のあ「……貴方」
永遠とも感じられる沈黙を破って、彼女が口を開いた。温度を感じさせないその表情に見据えられて、我に返る。
P「あ、その、俺は怪しいものじゃないんだ」
慌てて取り繕ったが、彼女は全く意に介していないようで、一度だけ目を細めたかと思えば、
のあ「どうして、涙を流しているのかしら」
もたれていた柱から身体を離して、こちらへ一歩、また一歩と、歩み寄ってきた。
117Res/62.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。