44: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/03/25(金) 02:17:21.73 ID:vxIFxQsM0
幾つかの色が混ざった感情を持て余しながら、ある日のこと。
P「高峯」
俺はレッスン室から出てきた彼女に声をかけた。
ベテラントレーナーさんにみてもらってのレッスンを終えた彼女は、額に浮かべた汗をタオルで拭いながら、やはり泰然と構えていた。
P「お前、少し張り切り過ぎじゃないか」
その言葉の八割は、働き詰める彼女の身を案じる気持ちで、一割は、怒りに似た感情で、残りの一割は、遣りようのない疑問だった。
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