36:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 00:16:53.51 ID:du4DmJmn0
アスカ「あ〜ゴメン! ゴメン! 結構久しぶりだったから、つい……」
ヒカリ「つい…… じゃないわよ、まったく…… それで? 例の“モノ”は?」
アスカ「あ〜、そこよ」
口では謝罪の言葉を言いながらも、まったく悪びれる様子も無い彼女に苦笑を噛み殺しながらのその問いに、アスカは一度ヒカリから離れ、左手の親指をくいっとルノーの後部座席へと向けた。
ヒカリ「そこ? ……これ、生きてるの?」
アスカ「取り敢えず動いてるし、シンジも「どれだけぞんざいに扱ってもどうせ死なないから一向に構わない」って言ってたから、大丈夫なんじゃない?」
ヒカリ「そう……」
指差す方向を覗き込み、未だビクンッ! ビクンッ! と不定期な痙攣を繰り返す頭陀袋を目にして思わず掛けた問いにアスカに軽く返され、ヒカリは首を傾げつつも何となく納得する。
あのシンジがそう言ったというのだから、確実に本当に大丈夫なのだろう……と。
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