10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/26(土) 15:17:22.14 ID:vW26XYea0
「な、なに?」
「気にしないで下さい。それよりも、お話を聞かせてもらえますか……興味津々」
11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/26(土) 15:17:51.04 ID:vW26XYea0
ここまで。
12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/26(土) 16:20:33.93 ID:6hg03tNM0
おつー
13:名無しNIPPER
2016/03/26(土) 17:06:58.75 ID:U2XVkixx0
おつおつ
期待
14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 10:17:35.99 ID:4HWhAH1h0
テーブルに運ばれてきたナポリタンに、銀色に光るフォークを突き刺します。
そうして、くるくる、くるくると巻きつけて。
「それでどうかな、アイドルの件」
15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 10:19:30.91 ID:4HWhAH1h0
「私は……その、ご覧の通り、無表情ですから。アイドルはもっと、笑顔が似合う人の方が向いてると思うのです」
「まぁ、確かに……むすっとしてるよりかは、笑顔の方が良いけどね」
16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 11:59:40.44 ID:4HWhAH1h0
===
「おやおや、どうしてそんな事を言うんだろうって顔をしてるね」
「そんな顔、してましたか?」
17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 12:00:47.19 ID:4HWhAH1h0
私は、自分の胸に手を当てて考えます。
フィルター、それが私の心が表に出るのを、邪魔しているのでしょうか。
「トイレから戻って来たときの、君のドヤ顔」
18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 12:29:36.32 ID:4HWhAH1h0
すぐには、何も言えません。頭の中は疑問で一杯。
まとまらない考えは、ぐるぐると胸の中を回り続けて。
「……どうして」
19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 12:31:26.53 ID:4HWhAH1h0
「それでも、僕は君の気持ちが感じとれた。今はそう、いい加減な僕に呆れてるところだ」
「当たりです」
20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 12:33:32.66 ID:4HWhAH1h0
「私も、気持ち……届けられる……かな?」
「君がその気なら、僕は喜んで協力するよ」
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