12:名無しNIPPER
2016/03/26(土) 19:48:18.89 ID:yG8pF0Kt0
島風「」チーン←中破
提督「あーあ、いくらなんでもここまで酷いとは思わなかったな…こりゃ当分出撃も演習も駄目だな」ポリポリ
提督「島風!立てるか!しっかr!?」
島風「ひっく…………………ひっく………………」ポロポロ
提督「島風…」
島風「何で……………何で……………攻撃できないの……………」ポロポロ
島風「何で………………全部………………避けられるの………………」ポロポロ
提督「島風。お前は入渠しなさい。話はそれからだ」
島風「……………」ポロポロ
しばらくして…
執務室
提督「さっきはやりすぎて悪かった。おかげで憲兵さんに連れていかれてこってりと絞られたよ……もう大丈夫か?」
島風「うん………」
提督(うわ…落ち込みが凄い)
島風「提督は……本当は強いの?」
提督「俺は強くないよ」
島風「嘘だよ。艦娘の私をこてんぱんにしたんだから…」
提督「俺は本当に強くないよ。強いて言えば士官学校で鍛えられてただけだ。だが、もうそれは1年以上も前だ」
提督「俺は島風に気づいて欲しかったんだ。『過信は良くない』と」
島風「過信?」
提督「島風は誰よりも速いと思っていただろう。速ささえあればそれでいいと…」
島風「うん…」
提督「だが、『そう過信するのは自分の成長を止めてしまう事だ。島風の自慢の速さもな』」
島風「!!」
提督「だがこれで分かっただろう。速さだけが全てじゃないって。大事なのはこれからどう自分を鍛えていくかなんだ」
提督「そして、もう一つ。島風に今秘書の補佐を務めてもらっているが、どうして俺が島風に補佐を頼んだか分かるか?」
島風「ここ(鎮守府)に慣れるため?」
提督「それもあるが、もっと重要な理由がある。分かるか?」
島風「…………分からないよ」
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