20: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/27(日) 19:29:04.31 ID:4HWhAH1h0
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「春香」
僕は書類に隠されていた、蝶々のようなリボンを彼女に手渡す。
「あぁ、そこにいたんですか」
彼女がその髪の上に蝶々を乗せると、ふっと春の匂いがして、辺りが少し、明るくなった気がした。
のたくたと鳴っていた時計が、またかちこちと音を立て始める。
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