過去ログ - 【ゆるゆり】京子「sweet night」
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28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/27(日) 17:46:13.58 ID:8lMW6tGIo



口元に、はぷはぷと何かが優しく噛みついていた。

一瞬だけ何事かわからなかったが、京子がキスをしてくれているんだとすぐにわかって、どうせなら寝たフリをつづけてやろうと思った。


目をうっすら開ける。けれどそこそこしっかり開けてしまったらしい。口元の反応がとまり、「起きた?」と声がした。


京子「遅い〜起きるの……」

結衣「えぇ……そんなに寝てない気がするけど……」ふぁぁ

京子「そうじゃなくて、ちょっと手ほどいて? ずっとトイレ行きたいの……!」

結衣「あ、ああそう。ごめん」


京子はするりと私の元をすりぬけていくと、とたとたとトイレへ向かった。どのくらい我慢させちゃっていたかはわからないが、無理やり起こさないでキスで主張してくる京子がたまらなく可愛くて、思わず笑みがこぼれた。

口元を拭い起き上がる。もうすっかり朝だった。時計を見たら朝7時。昨夜は早く寝ただけに、少し寝すぎたかもしれない。

京子のキスの感触を忘れたくはなかったが、起きたばかりなので仕方なく顔を洗った。トイレを出た京子も同じようにして顔を洗う。タオルを渡してあげ、朝ごはんを作るために冷蔵庫に何があるかを確かめた。


結衣「えーっと……京子、何か食べたいものある?」

京子「結衣」

結衣「ゆ……え?」


聞きなおすために振り返ると、顔を洗ったばかりで少し冷たい京子の唇がすぐに触れた。



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