過去ログ - 【ゆるゆり】京子「sweet night」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/27(日) 17:28:46.12 ID:8lMW6tGIo



京子はいつも通りに風呂を上がり、いつも通りトマトパジャマを着て出てきた。

場を持たせるためにゲームを始めた私の隣に座り、髪にタオルを当てながらその画面を見ている。


私はゲームの手を動かしながらも、横目で京子をちらと見る。


結衣(さっきまでオナニーしてたんだよな……こいつ……///)


なんでもなさそうに平静を装っている京子。やはり、さっきのことは私の見間違いだとでもいうような態度を取っている。

京子の中では咄嗟の判断で身を翻して隠したことにより、あの現場はギリギリ見られていないことになっているのだろう。

きっとこの髪を乾かし終わったら、そのまま何も言わずに一緒にゲームを再開するはずだ。

蒸し返すような話題を振っても……「え? 何のこと?」とでも返してきそうなほどに、京子はとぼけていた。


いやいや京子、それはずるいぞ。というか、無理だ。そんなことで私は騙せない。

もしもこれが京子でなく……想像にも難いが、あかりやちなつちゃんだったとしたら……私自身も「見間違いだよな!?」と思っていただろうし、この作戦は通じることだろう。

だが京子に関しては、私自身も余裕というか……一歩踏み込んで行ける心になれる。なれてしまうのだ。


少々意地悪かもしれない。でも京子なら大丈夫なはず。ここは完全に二人きりの空間だし、どう転んでも私は受け止めてあげられると思っている。

プレイしていたゲーム画面をおもむろにポーズにし……コントローラを置いて京子の方にきっちりと向き合う。

京子は髪にタオルを当てる手を止め、びくっと硬直した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/38.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice