過去ログ - 勇者「見つけたぞ!魔王!」J('-`)し「……たけし?」
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20:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 02:12:08.53 ID:rUItqy0MO
カーチャンすげえwww


21:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:15:51.13 ID:CfaVun9C0
勇者「……………」

J('-`)し「それを理解するのに結構な時間がかかった」

J('-`)し「だって、あの魔王だ」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:20:29.79 ID:CfaVun9C0
勇者「…………そして、母さんは」

J('-`)し「しばらくは何もする気が起きなかったよ」

J('-`)し「歯向かってくるものを殺して」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:25:09.72 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「魔王になっても私の生活は変わらなかった」

J('-`)し「むしろ、魔王となることで歯向かってくる魔物が減ったぶん、ますますつまらない日々を過ごすことになった」

J('-`)し「せめて地位は最大限活かしてやろうと。手下に魔王を蘇らせる方法がないか調べさせたけれど」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:29:17.11 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「前の魔王が起こした人間との戦争はまだ続いていた」

J('-`)し「なぜかここ最近の魔界は魔物の数が激減しているらしく、魔界軍は苦戦を強いられ、ついに人間の軍が魔王城に攻め込んできた」

勇者「……初めて魔王城に攻め込んだ部隊」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:33:32.53 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「私は正面から彼らを迎え撃った」

J('-`)し「正々堂々、真正面から」

J('-`)し「彼らはそんな私に怯むことなく、抜群のチームワークで私を追い詰めた」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:38:27.39 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「うん、そいつらを殺したときかな」

J('-`)し「私が今まで見てきた『死の瞬間』の中で、一番痺れたもの」

J('-`)し「誰ひとり犠牲を出さず、私をあと一歩のところまで追い詰めて」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:44:23.42 ID:CfaVun9C0
勇者「"母……さん"………」

勇者「……違う。あんたは俺の"母さん"じゃない」

勇者「……"魔王"ですらない」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:53:01.95 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「魔王を蘇らせる方法を調べる過程で、いろんな知識ができた」

J('-`)し「人間界と魔界……その外側に、神界という世界があるらしいね」

勇者「……有名な話だ」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 02:56:31.36 ID:CfaVun9C0
J('-`)し「残念ながら、神とどんぱちやる方法は見つからなかったがね」

J('-`)し「それでも、この話を見てみろ」

J('-`)し「つまり……『私が人間の驚異となれば、女神の加護を受けたチートキャラが私に挑みに会いに来てくれる』」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 03:01:20.26 ID:CfaVun9C0
勇者「……ふっざ、けんなっ!!」

J('-`)し「おっと」パシッ

勇者「そんなもののために……そんなもののためにっ……!今までどれだけの人が苦しんできたと思ってるんだっ!!」
以下略



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