過去ログ - 暦デイリー
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9:saga
2016/03/28(月) 23:36:35.39 ID:1+VBLVeUO
阿良ヶ木「まったく、不動産屋さんと役所と家族を巻き込んだ壮大なおままごとになりそうだぜ。」

戦場ヶ原「ふふっ、こういうの重たい?」

彼女はまた一つ僕の頭の上に本を置きながらそう言った。

阿良ヶ木「別に。僕はそういうところも含めて……その……好きだよ。」

僕はキメ顔でそう言った。
ただし、机に突っ伏した上、頭に無数の本が積まれた状態で。

一方の戦場ヶ原から返答はない。
僕の滅多にしないストレートな物言いに鉄面皮の彼女も少し面食らったのかもしれない。

正直死ぬほど恥ずかしいセリフではあったが、その甲斐あって戦場ヶ原に一矢報いることができたと思うと満足至極である。
知らぬ間に、にいと嫌な笑みが自分の顔に浮かぶのが分かる。

戦場ヶ原「あらそう。嬉しいことを言ってくれるわね。それじゃあ……」

ドサドサッ……

一際重たい重しがいくつか、乱暴に乗せられた。
この重さ、恐らく何か辞書の類。

阿良ヶ木「なにをするんだお前!!」

戦場ヶ原「だって阿良ヶ木くんが別に重たくない、むしろ重たいのが好きだって…」

阿良ヶ木「違う!誰がこの場面で頭の上の重しを物理的に増やして下さいと頼むんだよ!!」


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