過去ログ - P「僕の千早は胸がある」
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21: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:36:15.94 ID:xBharFQc0

 幼い千早は丸に抱かれ、涙目で僕に訴えかける。つまるところ、丸は卵なのだ。
 
 卵の中は居心地が良い。それはある意味、母性の塊。
 
以下略



22: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:38:27.14 ID:xBharFQc0
 
 ふんふんふふん、ふんふふん。
 
 夜風によって音程の飛ばされた僕の鼻歌が、夜の空気に吸い込まれ。
 
以下略



23: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:40:29.78 ID:xBharFQc0
 
 突然、すぅっと通るような音がした。
 音は次第に歌になり、夜風に乗った歌声は、どこまでも空を飛んでいくようだった。
 
 たっぷりと一曲分、歌った彼女が僕を睨む。
以下略



24: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:41:36.33 ID:xBharFQc0
 
「お帰り」

「はぁ……短い、夢でした」

以下略



25: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:42:11.88 ID:xBharFQc0

 いつものように、彼女が素っ気無く言い放つ。
 
 その胸は小さく萎み、どうやら悪い呪いは解けたようだった。
 
以下略



26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:43:01.23 ID:xBharFQc0
 
「もう一曲、歌わせてください」

 歌の中のカナリアは、結局歌を思い出したのだろうか。
 
以下略



27: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 22:43:33.99 ID:xBharFQc0
===

以上。お読みいただき、ありがとうございました。


28: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2016/03/28(月) 22:45:02.38 ID:xBharFQc0
こちらちなみに、前作となります。よろしければ、ご一緒にどうぞ。

P「ここの事務所は二人きり」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459012629/


29:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 23:06:58.91 ID:U9rf8byZ0
なんだかわかんないでーす


30:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 23:52:33.23 ID:bfhadsIk0
乙乙


31:名無しNIPPER[sage]
2016/03/29(火) 06:41:51.55 ID:pqILqFtMo

>>29
人の夢と書いて儚いと読む


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