過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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名無しNIPPER
[saga]
2016/03/28(月) 23:20:18.43 ID:mPSzAJE90
そもそも、どうやって相手に投与するかという問題がある。
効果が覿面なのは静脈注射だが、これは相手に注射針を打たなくてはならないため、論外。
密かに、飲み物や食べ物に混ぜるという手段もあるが、経口摂取は吸収率という点で非効率すぎ、現実的ではない。
そこで志希は、匂いによる惚れ薬の開発を研究することにした。
嗅覚は、人間の器官の中でも謎の多い部分であり、多彩な可能性を秘めている。
特に、鋤鼻器(ヤコブソン器官)は、フェロモンを受容する器官であり、ドミトリー効果などを利用すれば、惚れるとまではいかなくても、相手の意識をこちらに向けさせる、または同調させられるのではあるまいか。
慶は志希の希望通り、香水を作成するための資金と場所を提供した。
市販で購入できる資材は、すでに粗方志希が所有していたが、慶が驚いたのは、調香の材料が意外に値のはるものが多いということだった。
麝香などはまだまだ序の口で、特に「龍涎香」の法外な値段を知ったとき、慶は閉口したものだ。
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