過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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名無しNIPPER
[saga]
2016/03/28(月) 23:24:01.67 ID:mPSzAJE90
「ねえ……」
志希が何か言いかけたが、もう我慢できなかった。慶はやにわに志希を抱きすくめると、その唇を、自身の唇で塞いだ。
さっきは少し眩暈がしただけと思っていたが、いざ志希の唇を吸い上げると、口の中を蹂躙したくなった。慶は目一杯に舌を伸ばし、志希の口をまさぐる。 明らかに今の自分は、普段よりも興奮しているようだ。つい二日前に、彼女を抱いたばかりだというのに。
志希は薄目を開けて、なすがままになっている。彼女に対する愛しさと、彼女を滅茶苦茶にしたいという獣欲が、心の中で絡み合った。
「ぷはっ……薬効はバッチリだね。いままでこんなに食いついてきたことなかったのに」
一旦志希を開放すると、彼女は嫣然と微笑み、満足気に宣った。
ならばこちらも、その研究成果に報いねばなるまい。
「ちょっとこっちに来い」
慶は、志希の手をつかんで引っ張っていく。
部屋の隅に置いてある仮眠用のベッドに、慶はやや乱暴に志希を押し倒した。
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