過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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34:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 22:03:25.26 ID:stipOQWj0
 そしてようやく、合格点に達したと思った今、本格的に加蓮のアイドル活動を開始することにした。
 まずは、近所のCDショップでミニライブを開催し、CDデビューさせる。もちろん、このCDショップは346傘下の店舗なので、咄嗟のアクシデントにも対応できるようにという配慮だ。
 それに、このCDショップのミニステージは、精々百人程しか収容できない。初めてのライブとしては、恰好の場所だと言える。

「ねーねー慶さん、お腹すいたー」

 そう言いながら加蓮は、慶の腕に絡みついてくる。最初は、慶に対してアンタ呼ばわりだったが、次第に心を開くようになったのだ。
 だがそれにしては、あまりにも自分に対する思慕の情が深すぎるように思われる。それとなく問いただしてみると、加蓮の病気は、西門製薬の新薬を用いて治療したらしい。
 別に、自分が加蓮を助けたわけではない。そう加蓮に言ったのだが、彼女は笑って答えなかった。



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