過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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41:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 22:10:27.08 ID:stipOQWj0
「そう言ってくれると嬉しいな。あの、慶さん……」

 加蓮はパイプ椅子から立ち上がり、しっかりとした眼差しで慶を見据える。それから数舜の後、慶の胸に飛び込んできた。

「慶さんが、私のプロデューサーで良かったよ。これからも、私のプロデューサーでいてくれる?」

「ああ、俺は何があっても、お前のプロデューサーだ」

 慶は加蓮をしっかりと抱き留め、加蓮の頭を優しく撫でた。
 

 先ほどのライブを見るに、加蓮の実力はまだ伸びる余地があると思える。これが完成形ではないのだ。
 今の加蓮は、言わば璞のようなもので、余分なものはそぎ落とし、磨くべきところも多い。
 彼女が秘めるポテンシャルの大きさを感じ、慶は北条加蓮というアイドルに、広大無辺な未来を見ていた。



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