過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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名無しNIPPER
[saga]
2016/03/30(水) 21:24:59.50 ID:h8nHpmiS0
しかし、加蓮もそれが何を意味するのか、理解できるだろう。
だが、慶は加蓮が拒否するとは思わなかった。加蓮の好意には気付いているし、慶も加蓮に対して、プロデューサーとアイドルという立場を越えて、愛情を抱いている。
「じゃあ行こうか」
そう言って席を立つと、加蓮は訝し気な顔をする。
「慶さん、お酒飲んでたよね? 飲酒運転はダメだよ」
加蓮が真面目なことを言うので、慶は少し安心した。言われなくても、誰かを横に乗せる以上そんな真似は絶対にしないが。
「そんなことはしない。アバルトはこの店の駐車場に置いて、タクシーを拾うさ」
「店に車を置きっぱって、そんなことやっていいの?」
「なあに、俺はこの店の常連だし、オーナーとは知り合いだからな」
このブルジョワめ、という加蓮の呟きを受け流しつつ、慶は席を立った。
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