過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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56:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 21:27:49.30 ID:h8nHpmiS0
「で、私のプロデューサーさんは、どんなとこまでプロデュースしてくれるのかな?」

 加蓮は蠱惑的に笑い、慶の首に腕を回し、唇を塞いできた。間髪入れずに、加蓮の舌が唇をこじ開けてくる。
 こんなことまで教育したか、と慶は自問した。
 加蓮のなすがままになりながら、慶は十六歳の小娘にしてはやるじゃないか、という感想を抱いた。だが、歯がカチカチと触れてしまうあたり、まだまだ技量不足は否めない。
 
 教えることはまだまだ多そうだな、と慶は思った。一瞬、サテュリオンを使ってみようかと考えたが、最初ぐらいは等身大の加蓮を味わってみようと思い直す。

「加蓮、あまり性急すぎるのは良くないな。キスっていうのはこうするもんだ」

 慶は加蓮を優しく引きはがした。見つめ返す加蓮の目には、期待と不安の光が揺らめいていた。



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