過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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86:名無しNIPPER[saga]
2016/04/04(月) 20:34:04.38 ID:0cF8uTc50
「あ、そういえばさ、最近このマンションに不審者が出るらしいよ」

 志希と会話していると、急に話題が変わるのはいつものことである。

「昨日ラウンジで、優雅な奥様方がそんな話してた」

「このマンションは防犯設備が整っている。よそ者が入れるわけないだろ」

 慶と志希が住むこのタワーマンションは、七階まではテナントや、複数階をぶち抜いたホールになっており、エレベーターもそこで途切れる。それより上は住居階になっているのだが、住居階に上るには八階のラウンジから別のエレベーターに乗り換えなくてはならない。
 当然、ラウンジには受付や警備員室もあり、部外者が簡単に入れないようになっている。

「キミは朝出て行ったら、夜まで帰らないし、あたしはひょこひょこ出かけたりするし、どうかなーって……」

 志希には失踪癖がある。どこで何をしてるのか知らないが、何日も家を空けることが多い。そう言われると、このフロアが無人になる時間も長い。

「うちの鍵が壊されてるわけでもないし、帰ってきたら部屋のものが動いてるわけでもない。ましてや何かを盗まれてる形跡もない。不審者なんて、どうせ有閑マダム達の噂話だろうよ」

「ならいいんだけどね」



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