過去ログ - 【ディケイド】門矢士「風が見守るあの街で」【デレマス】 -SS速報VIP

過去ログ - 【ディケイド】門矢士「風が見守るあの街で」【デレマス】

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1: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:18:26.62 ID:9JUKvwll0
※注意

・仮面ライダーディケイドとデレマス(アニメ)のクロスSSです。ディケイド寄り
・地の文有り
・他ライダーとのクロス要素もあり

[前回]→【ディケイド】門矢士「このライダー、ドライバー」【デレマス】
ex14.vip2ch.com

○これまでのあらすじ

新たな世界を訪れた門矢士＝仮面ライダーディケイドたち。
ここで士に与えられた役割は「アイドルのプロデューサー」だった。

個性豊かな14人の少女、そしてプロデューサーと出会った士は、
自分の本当の役割が「守護者としてこの世界を守ること」だと知る。

そのために必要な6枚のライダーカードは、いずれもブランクだった。

そんな中、仮面ライダードライブ＝泊進ノ介と出会った士は、
彼と力を合わせて強敵を倒し、世界の平和を守ることに成功する。

残るライダーカードは、5枚。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:19:49.03 ID:9JUKvwll0

第11話　Clash to C and R / Welcome to “Windy city”.

3: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:21:43.96 ID:9JUKvwll0

シンデレラプロジェクト14人中、これまでに12人がデビューした。

いよいよ残すところはあと2人、前川みくと多田李衣菜。

4: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:22:45.90 ID:9JUKvwll0

「「ユニットデビュー！？」」

P「はい」

5: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:23:37.50 ID:9JUKvwll0
そこから先に回復したみくが、決然とした表情になって口を開く。

みく「……あのね、Pチャン。みくはキュートでポップなネコミミアイドルを目指してるんだから……、だから……！」

みく「ロックなんてお断りにゃああぁぁぁーーーっ！！フンッ！」

6: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:24:06.03 ID:9JUKvwll0
プロデューサーは困惑しつつも話を続ける。

P「…既に、曲も出来ているのですが…」

「「えっ！？」」

7: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:25:01.59 ID:9JUKvwll0

そして話は、冒頭のケンカへと戻っていく。

みく「あの曲にはネコミミダンスがぴったりにゃあ！」

8: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:26:51.57 ID:9JUKvwll0
それから数日。
みくと李衣菜はプロデューサーから指示を受け、揃ってレッスンや仕事に足を運ぶことが増えた。

相手とは気が合わないながらも、いざレッスンだ仕事だとなると、この2人は不思議なくらい息が合う。
それでもう少し器用に、少し相手に譲る気さえあればどれほどか楽になれるのだが、あいにくどちらも主張を譲る気は無いらしい。

9: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:27:37.77 ID:9JUKvwll0
そこに、資料を手にした士がプロジェクトルームに現れた。

未央「おっ、つかさん！丁度良いところにー♪」

士「あ？どうかしたか」

10: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:29:32.90 ID:9JUKvwll0

それから15分ほどして、士はプロデューサーの部屋から出てきた。

彼の元へ、莉嘉とみりあが駆け寄る。

11: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:31:22.82 ID:9JUKvwll0

一方プロデューサーは自室でPCに向かい、士から渡された資料を基に入力を行っていた。

『346production IDOL FES 【仮】企画書』

12: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:32:22.47 ID:9JUKvwll0

「「アイドルフェス！？」」

P「っ」

13: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:33:33.47 ID:9JUKvwll0
初めてのフェスへの期待に一同が胸を膨らませる中、みくと李衣菜が戻って来た。

李衣菜「ん、みんなどうかしたの？」

莉嘉「李衣菜ちゃん！フェスだよ、フェス！」

14: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:34:52.55 ID:9JUKvwll0
未央「とことん気が合わないね…」

凛「でもフェスってユニット単位での参加なんでしょ？もしみくと李衣菜のコンビが上手く行かなかったら、2人は出れないんじゃない？」

みりあ「えーっ、みんなで出ないのー？」

15: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:35:36.94 ID:9JUKvwll0
お互いに反発したまま、時間だけが過ぎていく。

2人のユニットデビューの話が持ち上がって2週間は経つというのに、ユニット名どころかユニットの正式結成さえ行われていない有様だった。

このままでは本当にまずい、シャレにならないと危機感を覚えたみくと李衣菜は、ついにプロデューサーへの直談判に打って出る。

16: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:37:15.63 ID:9JUKvwll0
P「どうしても無理と言うことでしたら、仕方ありませんが……」

「「……！」」

P「その場合、どちらかお1人のデビューは後回しと言うことに……」

17: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:38:47.05 ID:9JUKvwll0
P「どうしました…？」

図らずも、ここでの2人の気持ちは完璧に一致していた。

お互い、自分のために何とかデビューへの道を守ろう、と口が動く。

18:名無しNIPPER[sage]
2016/03/29(火) 20:39:07.42 ID:Lr9A7Z9DO
まだ続いてたのかこのつまらないSS

19: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:41:32.63 ID:9JUKvwll0
李衣菜「ちょ、ちょっと！面白いって何ですか士さん！」

みく「そうにゃ！みくたち、すっごくマジメなんだからね！？」

士「そうかそうか、あれで真面目か…っくく」

20: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:42:27.66 ID:9JUKvwll0

士「……忘れるところだった。お前、さっき来た連絡事項には目を通したか？」

P「いえ、お2人と話をしていましたので。何かあったのですか？」

21: ◆7ALWpexvKs[saga]
2016/03/29(火) 20:46:38.90 ID:9JUKvwll0

P「皆さんに、一点連絡事項があります」

莉嘉「なになに？」

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