過去ログ - 南方棲戦姫「アナタ、テイトクガホシクナイ?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/29(火) 22:21:51.22 ID:TB7AdEEC0
「ショートランドが奇襲を受けた…?」

誰かが呆然とつぶやく。

敵の拠点へ攻撃に出撃している間に自分たちの拠点が奇襲を受けた。

提督からの緊急電を受電した第一艦隊の面々は

予想だにしていない展開に理解が追い付いていなかった。

『我、敵艦隊による大規模な攻勢を受く。敵勢多数にて包囲さる。

第二艦隊以下残存する将兵勇猛果敢に奮戦するも、

敵来攻以来想像に余る物量的優位をもって劣勢如何ともしがたし。

戦局ここに至りこれ以上の攻勢及びショートランド泊地の維持は不可能と判断し、

作戦中止及び泊地の破棄を決定す。

この要地を敵手にゆだねるやむなきに至れるはまこと恐懼に堪えず幾重にもお詫び申し上ぐ。

各艦隊への司令は以下の通りとす。

・第一艦隊以下攻撃艦隊は攻撃を中止し北方へ転進、トラック泊地を目指し撤退せよ。

・第二艦隊以下警備艦隊残存将兵は再結集し各自敵の包囲を北方へ突破、同じくトラック泊地へ撤退せよ。

泊地守備隊以下泊地に在る地上兵力は敵に最後の鉄槌を下しこれを殲滅、我が軍の真価を発揮せんとす。

我らショートランド地上兵力一同謹んで聖寿の万歳を奉唱しつつ、永久のお別れを申し上ぐ。

従来の懇情を深謝すると共に我ら人類の健勝を祈念す。』


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