51: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/04/02(土) 08:08:12.95 ID:95rlCIeX0
そうして見慣れた建物が視界に入った時に、この緊張も限界まで大きくなって。
「どうしました……来ないのですか?」
階段の前で立ち止まった私を見て、貴音さんが不思議そうな顔をする。
でもでも、やっぱりこんなの、恥ずかしいよ……!
「あぅ、その、あの、えっと……」
もごもごと動かす口からは、意味のある言葉は出てこなくって。
その場で動けなくなってしまった私に、響「さん」が、優しく声をかけてくる。
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