23:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 00:42:36.73 ID:ZMdZevYj0
恐る恐る問いかけてみる。
今までずーっと思考停止したみたいに動かなかったにこちゃんが、急に動き出した。
「………ふふっ、急にどうしたの凛?」
「あ、あのね、これはその……違うの!」
「違うって私の事好きじゃないって事?」
「そうじゃなくて!えっと…えーっと……」
「冗談よ。ごめんね、ちょっと意地悪しちゃったわ」ナデナデ
どう誤魔化そうかと色々考えてあたふたとしていると、にこちゃんが笑顔で私の頭を撫でてくれる。
「勿論私も凛の事大好きよ?学生の時からずーっとね。」
そう言うとにこちゃんは私のことをぎゅーっと抱きしめる。
凛の思ってる好きとは違ったとしても大好きって言ってくれた事と抱きしめてくれた事が嬉しすぎてもう心臓がバクバクだよ…
「ほら、明日も朝早いし、そろそろ寝ましょう?」
「うん…起こしちゃってごめんね?」
「いいのよ、珍しい事も聴けたしね。じゃあおやすみなさい、凛。」
「うん…」
にこちゃんに抱きしめられながら寝ようとしているとにこちゃんの鼓動がドキドキと高鳴ってるのがわかって、改めて顔を見てみると暗闇で分かりづらかったけど凄く真っ赤になっていた。
それがなんだか私と一緒みたいで嬉しくて、更ににこちゃんにくっつく。
今日は全身でにこちゃんを感じられながらだからとってもよく眠れそう。
このままずっと一緒に居たいな…おやすみ、にこちゃん…__________
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