過去ログ - 二宮飛鳥「シンデレラパーティー」
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3:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 04:27:19.45 ID:oKvZNjni0

――

 夜。

 ボクは学校に向かっていた。シンデレラならば戦う場所に夜の学校を選ぶと考えたからだ。誰がシンデレラかはわからないが、夜の学校なんて場所に居るのはシンデレラくらいしか居ない。誰がシンデレラなのかを探すことが最も面倒くさいことだが、この方法ならば最も簡単にシンデレラを見付けられると思ったのだ。

 ただ生き残るだけが勝利条件ではない。シンデレラハートを多く持っていた者の願いが叶うならば誰もが積極的に戦おうとするはずだ。それは誰もが思っている。しかし、シンデレラが集まる場所とは……? シンデレラの誰もが共通して知っている場所。それは学校である。昼間は戦えないが、夜間であれば好戦的なシンデレラは皆学校に集まることだろう。

飛鳥「……誰も居ない、か」

 学校に着いた。既に誰かが戦いを始めていてもおかしくないと思ったのだが、まだ、戦いは始まっていないらしい。
 ボクは校庭の中心で辺りを見回した。誰かがどこかに隠れていないか……しかし、隠れていたとしても、そう簡単には見付からない。
 とりあえず、ここで待っていれば誰かが攻撃を仕掛けてくるはずだ。そこを――



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