過去ログ - ロリ天使「お兄さん、善行を積みませんか?」Heaven
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32: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 07:03:09.34 ID:BxD3NpOU0
ロリ天使「私……」

そのまま『天使なんです』とか言うのかと思いきや、僕の隣で座っていたロリ天使がすっと立ち上がった。この時点で僕も一緒に立ち上がるべきだった。
ただそのときは天使であることをすぐにバラすとばかり考えていたのに、謎の間が入ったため少し胸を撫で下ろして安心してしまっていたのだ。

以下略



33:いろんな意味で[sage]
2016/04/03(日) 14:41:25.30 ID:N+tQYEjiO
キタ―――――(゚∀゚)―――――!!!!!


34: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:01:01.24 ID:BxD3NpOU0
友「おっ…おう…そうか…」

ロリ天使が満足気な顔で僕の隣に座り直した。
友は魂が抜けたような顔をしていた。
彼も僕に『ついこないだまで、魂の抜けたような顔をしていた』と言っていたが、僕もあんな顔をしていたのだろうか…
以下略



35: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:02:17.97 ID:BxD3NpOU0
友「男…」

意外にもその沈黙を最初に打ち破ったのは友の一言だった。
彼は自分の足元に置いていたゲームソフトを手に取った。
そうだ。友にはまだゲームがあった。三人でゲームをすればとりあえずこの場はうやむやにできそうだ。
以下略



36: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:04:03.52 ID:BxD3NpOU0
友「ごめんな?男も…ロリ天使ちゃんも…俺邪魔だったよな!」

男「友、ごめん…」

友「んじゃ!」
以下略



37: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:09:36.81 ID:BxD3NpOU0
男「…おい。さすがに今回は勝手がすぎるぞ」

ロリ天使「そうでしょうか?私を天使だと暴露せずにあの人に私を諦めてもらうにはこれが一番手っ取り早いと思ったのですが」

男「そうだけど…その、あいつの気持ちとか…考えてやれよ…」
以下略



38: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:12:24.40 ID:BxD3NpOU0
男「それはお前が天使だから…」

ロリ天使「嘘」

男「なんでそんなこと」
以下略



39: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:13:31.83 ID:BxD3NpOU0
男「そう、かも、しれないけど」

ロリ天使「なら問題ありませんよね」

『でも友が僕の大切な友人なのも確かなんだ』そう言い返したかったが、それを言ったところで状況が変わるとは思えなかったから言うのをやめた。
以下略



40: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:15:39.61 ID:BxD3NpOU0
男「友!おはよう!」

男(とりあえず友に昨日の事を改めて謝らないと)

ロリ天使には今日はついて来ないように言った。
以下略



41: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2016/04/03(日) 17:17:23.21 ID:BxD3NpOU0
でもいつものように一緒に講義を受けていればまたいつもの関係に戻れる。
このとき僕はそう思っていた。

男「あっ…友だ…」

以下略



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