過去ログ - 西住みほ「堕ちていくほど、美しい」
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2016/04/01(金) 22:33:00.19 ID:sOyMUoJv0
お姉ちゃん、と声が漏れました。
痩せこけた心が絞り出した悲鳴でした。
28:津島[saga]
2016/04/01(金) 22:35:01.46 ID:sOyMUoJv0
待っていたのは、武士の情けでした。
29:津島[saga]
2016/04/01(金) 22:36:12.70 ID:sOyMUoJv0
「私はもう、お前の姉ではいられないよ」
30:津島[saga]
2016/04/01(金) 22:36:51.53 ID:sOyMUoJv0
あとのことは、もう覚えておりません。
気づけば、私は熊本の生家から、大洗に転がり込んでおりました。
戦車から逃げ出したのに、また戦車に追い込まれるとは、思いもよらない出来事でした。
31:津島[saga]
2016/04/01(金) 22:37:38.71 ID:sOyMUoJv0
今日はここまで。
またよろしくお願いします。
32:名無しNIPPER[sage]
2016/04/01(金) 22:38:58.47 ID:s16MlMbf0
期待
33:名無しNIPPER[sage]
2016/04/01(金) 22:41:33.07 ID:cM/RpA5uo
いいぞ
34:名無しNIPPER[sage]
2016/04/01(金) 23:57:55.54 ID:vnBEBMDh0
闇深過ぎぃ！！
いつも台詞SSばかり読んでるせいか新鮮ですわ
35:津島[saga]
2016/04/02(土) 23:56:38.98 ID:5Tnn/W+A0
今日は少しだけ、投下します。
36:津島[saga]
2016/04/02(土) 23:57:26.95 ID:5Tnn/W+A0
*
手記を持つ手が震えていた。
私は頭がおかしくなりそうだった。
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