過去ログ - アナスタシア「Сириус」 -SS速報VIP

過去ログ - アナスタシア「Сириус」

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112: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:03:28.69 ID:/MSYqSwe0
お久しぶりです。来週どころか来月になってしまいました。第七話を投下します。

113: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:03:58.06 ID:/MSYqSwe0

第七話「信頼」

114: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:04:59.72 ID:/MSYqSwe0

　九月、事務所。

「ただいまー！　いやー、今日も未央ちゃんは頑張りましたよー。やっぱり美希さんはすごいね。ライブバトルの時はもうこわいくらいなんだけど、普段のお仕事の時はこわいくらいかわいいんだもん。ツバッティーがああなっちゃうのもわか……ん？　みくにゃん、どうしたの？」

以下略

115:名無しNIPPER
2016/06/05(日) 18:06:53.50 ID:/MSYqSwe0

　いきなりの核心を突くような質問にみくは一瞬ひるみ、しかしすぐに向き直った。みくは言う。

「アーニャンは……バラエティ番組とか、そういうのには、全然出ないよね」

以下略

116: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:08:04.93 ID:/MSYqSwe0

　　　　　　＊

　九月。
　アナスタシアが通っている高校の夏休みは既に終わった。『夏休み』とは言っても、アナスタシアは普段以上に休まることのない生活を過ごしていたが。

以下略

117: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:10:03.21 ID:/MSYqSwe0

　そして、九月。

　私はアナスタシアにライブバトルをさせた。『させ始めた』と言ってもいい。

以下略

118: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:11:22.29 ID:/MSYqSwe0

　そういった日々の中、いつの間にかアナスタシアの誕生日も過ぎてしまった。

　誕生日にはちょっとしたパーティーが開催されたが、私は参加できなかった。どうしても外せない仕事があったのである。
　その日、私がアナスタシアと会うことができたのはパーティーが終わってからのことだった。

以下略

119: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:13:00.94 ID:/MSYqSwe0

　そして、今日。

「今回の相手はすごかったな。何と言うか、面白かった。やっぱりああいうステージはああいうステージで面白いな」

以下略

120: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:14:20.82 ID:/MSYqSwe0

　　　　　　＊

　加蓮とのライブバトルが決まった。
　開催日は一ヶ月後。全国ネットで放送される。

以下略

121: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:15:36.54 ID:/MSYqSwe0

　　　　　　＊

　私は事務所の廊下を歩いていた。

以下略

122: ◆Tw7kfjMAJk[saga]
2016/06/05(日) 18:17:24.16 ID:/MSYqSwe0

　……その言葉は。

　その言葉を受けて、私は、反論できる言葉が思い浮かばなかった。

以下略

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