過去ログ - 提督「俺がどれだけ信用されてるか試す」【安価】
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163: ◆Ua1M3q7gGI[saga]
2016/04/04(月) 02:33:59.55 ID:WKJm27jy0
提督「見事に彼女に見透かされた・・・その通りだ、怖かったんだ・・・」ガクッ

提督「大物ぶった小心者・・・的を射ているな・・・ふふ・・・」

提督「そうか・・・俺はだれにも甘えず、頼らず、ずっと自分で抱え込んで生きていたんだ・・・見栄はって・・・なんで気が付かなかったんだ・・・」

提督「俺が、俺自身が、彼女達を信頼してなかったんだ・・・」

提督「皮肉なものだなぁ・・・」

?「・・・・」ガチャ

提督「・・・?」















長門「・・・その様子だと、気が付いたみたいだな・・・自分自身というものに・・・」

提督「・・・ああ・・・」

長門「遅かったじゃないか・・・」

長門「・・・私はあなたが心配だった・・・長いこと秘書官をやってたのに、あなたが私に頼ることなんて殆どなかった・・・頼れといっても、あなたはくだらないジョークで返すだけだった・・・」

長門「強がりすぎだ、あなたは・・・でも、よかった・・・気づく日が来て・・・」

長門「ほら、立つんだ提督、立って一歩踏み出し、私の手を取れ」スッ

長門「その一歩を・・・あなたが目指す、みんなに信頼される提督という道への一歩にするんだ」

提督「長門・・・」

長門「人の本質はそう簡単には変わらない、だが変えたとき・・・あなたの身の回りの世界を変えることができるはずだ」

長門「大丈夫、私がついてる、あなたならできるさ、必ずな!」

提督「ああ・・・俺は・・・変わってみせる・・・!この鎮守府に恥じない提督になるために・・・!」

ありがとう、みんな・・・そしてすまなかった・・・・君たちのおかげで、俺はとても大切なことに気が付くことができた・・・
長い月日がかかるかもしれない、それまでにみんなを失望させることもあるかもしれない
でも、そうだったとしても必ずなって見せる。もう嘘はつかない、逃げない、胸を張って、ありのままでみんなと接することのできる提督に・・・

長門「覚悟はできたようだな?」

提督「もちろんだ!」

    ガシッ



おしまい




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