過去ログ - 提督「俺がどれだけ信用されてるか試す」【安価】
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◆Ua1M3q7gGI
[saga]
2016/04/03(日) 16:53:02.72 ID:8Iy+M3k40
那珂着任より数か月後
私はどんな過酷な演習や訓練にも喜んで参加し、気が付けば主力艦隊の仲間入りしていた・・・
これでさらに多くの人を救えるようになる・・・多くの人の心を明るく照らせるようになる・・・私はそう思っていた
提督『すごいな那珂ちゃん!こんなあっという間に連度を上げてしまうなんて!』
那珂『ありがとう提督!!スーパー英雄とスーパーアイドル目指してまだまだ頑張るね!』
その時、再び町に襲撃が起こって・・・今こそ成果を発揮するときって私は張り切っていたね・・・
でも、その町は鎮守府から遠く私たちが到着する前にはにはすでに廃墟の山と化していた・・・
深海棲艦も待ち構えているのが遠方から確認でき、人を救出しようとする余裕なんてなかった
おまけに・・・・
提督『全艦隊、重要なお知らせだ』
提督『他の鎮守府から連絡があった。現在我々に近い海域で他の鎮守府の艦娘が奇襲攻撃を受けてるとのこと』
提督『よって、今から攻撃されてる艦娘の助太刀に向かえ』
那珂『そんな!?この町の市民の救助は!?』
提督『・・・あきらめろ』
那珂『提督!』
提督『駄目だ、艦娘を救いに行け・・・以上!』ザザー
那珂『でもね提督・・・提督は見えないと思うけど今岸に・・・人が見えるの・・・お母さんかな・・・子どもを抱いてるよ・・・子どもはピクリとも動かn長門『いい加減にしろ!!』
長門『これが最善手なんだ・・・』
那珂『最善手!?これが!?奇襲された艦娘の救援の為に町ひとつ見捨てるこの策が!?』
提督『・・・那珂ちゃん・・・さっさと行け・・・!これは命令だ!以上!』
私もその時頭では分かっていた・・・艦娘は貴重な存在、代わりはいない
一隻たりとも轟沈されることは許されないほどだってことはね・・・・・・
でも、それでも!町ひとつ見捨てるほどだとは思えなかった!
そして、体が勝手に動いた
那珂『ごめんね提督!それでも那珂ちゃんは!あの人たちを助けたいの!!』ダッ
提督『待て!待つんだ!!那珂ちゃん!那珂!!』
那珂『(待っててねみんな!必ず助けてみせる!!)』ブツッ!
提督『あいつ、無線を!』
提督『・・・』
提督『・・・・・加賀・・・』
加賀『はい・・・』
提督『死なないように、ばれないようにやれ』
加賀『・・・・』
提督『許せ那珂ちゃん・・・』
私は単艦突撃した・・・でも・・・謎の爆撃を受けて私は大破し、気を失った・・・・ってことにしたかったんだろうね、提督・・・
ふふふ・・・ばれてないと思ってた・・・・?ふふ・・・那珂ちゃん、演技うまかったでしょ・・・・?
ベッドで目が覚めたときには、すべてを悟っていたよ・・・私は仲間に撃たれたこと・・・提督は意地でも人を助ける気はなかったということに・・・
那珂『ここは・・・そっか・・・那珂ちゃん・・・仲m提督『目が覚めたか!よかった!本当に心から心配したんだ!!』
提督『大変だったんだぞ、雲に隠れて接近していた敵戦闘機が来ていてなぁ・・・声をかけようとしたが・・・無線が切れてて・・・・』
那珂『・・・そう・・・だったんだ・・・』
憧れが、敬意が・・・その日のうちにすべて崩れ・・・そして・・・憎悪が満ち溢れてきた・・・
私はあんたが悪魔に見えたよ・・・・
何度もあなたに思い知らせようと考えては思いとどまった・・・過去の思い出が私の邪魔をした・・・
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