過去ログ - 【Fate/Grand Order】第◆特異点　人理定礎値：◆◆　“聖杯探索・安価” -SS速報VIP

過去ログ - 【Fate/Grand Order】第◆特異点　人理定礎値：◆◆　“聖杯探索・安価”

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602: ◆9mZ29Z.FJI[saga]
2016/05/13(金) 19:32:05.69 ID:nni/sh7oo

【チラ裏公開】

いろいろと（>>1が）考え込んだ末に考える竜になった。
千変万化、十人十色の存在「人間（ヒト）」への不信と得体のしれないおそましさを根底に苦悶しながらも、
竜としてでも人間としてでもなく、ただ純粋に「人間」を理解しようと哲学している。
召喚された時と場合、経過によって内面は割と変動する。ただ初期スタンスの寛容さだけは一本芯が通っており変わらない。
フェルニゲシュルートTRUE ENDはセイバールート並みの紆余曲折を経ることが必要だと思いますはい。

今次では誰か人間のために動くことが自身の悩みの解決の糸口になると思い行動しています。
結局何もわからないんだろうなーと思いながらも腐らず、王様ぶりはまじめです。

この戦乱では、いや――というか元よりどの人間が悪か善か定められたモノじゃない。まったくもって諸行無常。
竜である今でも人であったかつてでも、人の世は考えるほどよくわからん。
――なのではじめに目に付いた楚国と付き合っていくことにした。これぞおお、カルマ。
西洋竜なのに中国になじんでいるブッディスト・フェルニゲシュ。中西折衷、東西混淆の御仁。

――ミラクル宗教家よ、竜に信じる神非ず。
しかし教えは迷う者に明るく。――ゆえに祈り尊ぼう。南無――そうあれかしと。アーメン。（実際は祈りも殉じもしない。）

彼は生前幸福を目指し（どこまでも自己中心的、「人間」的に）歩み、幸福を得た。
そうやってむきだしの、人の本質の如き道を歩んだことにより封印された。
いずれかを経て復活できたが、最後には周囲のものたちの思惑で殺される。

――すなわち彼は竜からも人からも拒まれ、スケープゴートのごとく死んだ。
その後、黒龍の封印を解いた「別の」ヤーノシュもまた自身（「かつての」ヤーノシュ）と同じように幸福を手に入れた。

……これを基に「ヤーノシュ」の物語は輪廻の如く、
「少しずつ変質し繰り返される竜にまつわるひとつの現象」であると考察できるが、真偽は定かでない。
詳細不明の「悪竜現象」なる語との関連性もまた同様。

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