過去ログ - 楓『気がついたら、私は犬になっていた』
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3: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:35:55.02 ID:yGCrz+VAO
「…」

鏡を取ろうと、私は手を伸ばしたの。

「!?」
以下略



4: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:36:44.69 ID:yGCrz+VAO
「…ワンッ」

自分が犬になった。

ある日突然、犬として目覚めてしまった。
以下略



5: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:38:15.51 ID:yGCrz+VAO
「…」グゥー…

にしてもお腹が空いていたわ。

…だって、肉食でしょ?犬って…。
以下略



6: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:39:31.74 ID:yGCrz+VAO
幸い、私の家から事務所までは、そこまで時間がかからない所だった。

…というより、この姿ならいつもより完全に早く着く。

軽快に、俊敏に動ける。
以下略



7: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:40:23.50 ID:yGCrz+VAO
「…」

犬って、こんなに嗅覚が効くんだ。

都会って…何か、嫌な匂いだわ。
以下略



8: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:41:16.74 ID:yGCrz+VAO
「…ワンッ」

事務所に近づくにつれ、自分が犬であることに抵抗が無くなっていったわ。

順応が早いのかしら、私って。
以下略



9: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:42:13.87 ID:yGCrz+VAO
「…!」

だから、必死で走ったわ。

途中ちょっとすれ違うサラリーマンの愛妻弁当の匂いに心を奪われそうになったけど。
以下略



10: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:43:34.66 ID:yGCrz+VAO
やがて事務所の正門が見えて、警備員のお爺さんをすり抜けたわ。

笛が鳴っているのも気にせずに。

幾多の警備員をすり抜けて。
以下略



11: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:44:46.70 ID:yGCrz+VAO
早苗「…ふーん」

瑞樹「この犬が楓ちゃんねぇ…」

「ウー…」
以下略



12: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/04/03(日) 11:46:17.75 ID:yGCrz+VAO
終わります


13:名無しNIPPER[sage]
2016/04/03(日) 12:00:53.16 ID:LUApGq5qO
乙です。楓さんwwwwww


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