47: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/04/05(火) 04:23:38.58 ID:IJ/WDnm00
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真姫「……さようなら」
ここで穂乃果がトイレから出てくる音がしたので、携帯を元に戻す。目を覚ましてからしばらく経っているけれど、写真はどれくらい目を通していたんだろう。
穂乃果「いやー不便だねー」
真姫「そうね、何かあったらいいなさいよ」
穂乃果「うん」ゴロン
真姫「――穂乃果、写真を見れば何か思い出せるんじゃない?」
穂乃果「あ、写真か! そうだね! 何か撮ってるかな!?」
どうやら、まだ手をつけていなかったらしい。他のだれも言わなかったのかしら、とにかく運が良い。
穂乃果「あ、ことりちゃんの寝顔だ」
真姫「合宿の時のね」
穂乃果「合宿、どんななんだろー!」
穂乃果「あ、これ!?」
真姫「そこに泊まったのよ」
穂乃果「すごーい!」
写真を見ながらいちいち大きな反応を見せてくれる。二人きりでこんな時間が過ごせるだなんて……幸せ。
真姫「何か思いだした?」
穂乃果「……ううん」
真姫「そう……」
真姫「ねえ、大事な話をしていい?」
穂乃果「大事な話?」
真姫「ええ、とっても大事な話よ」
穂乃果「ごくっ」
真姫「……みんなには内緒よ――穂乃果と私ね、恋人だったのよ」
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