過去ログ - 向日葵「………いい加減にしてくれません?」
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10: ◆iIrYk5PFAs[saga]
2016/04/05(火) 22:05:39.67 ID:CjqGJhcZ0
櫻子「おわったー!」

向日葵「……………」


数時間後。
英語の宿題が終わった。
わからない単語は辞書で調べ、辞書を引いても出てこなかった表現や文法は向日葵に教えてもらい。
夏休みの間全く手をつけていなかった宿題を、櫻子はわずか一日で終わらせた。


向日葵「………櫻、子?」

櫻子「なにーなになにー?頑張った櫻子ちゃんを褒め称えようというのかなー?わっはっは!いいぞいいぞ!もっと称えたまえ!」

向日葵「いえ……確かに、この量を一日で仕上げたことは凄いことですし、正直尊敬に値しますわ……」

櫻子「……な、なんだよもう。そんなに褒めるなって。照れるじゃんか」

向日葵「どっちですのよ……それよりも、ですわ」


向日葵「……あなた、本当に櫻子ですの?」


向日葵のその疑問は、当然と言えた。


櫻子「なっ!?どういう意味だ!?」

向日葵「いやだってありえないじゃないですの。櫻子に数時間もぶっ続けで勉強するなんて集中力あるわけがないですわ」

櫻子「ほ、褒められたと思ったら今度は罵倒されてる!?」


櫻子は戸惑った。
こんなに支離滅裂な向日葵は初めて見る。
そんなに自分が宿題を終わらせることがおかしいことなのだろうか。


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